光回線でテレビを視る方法をお探しですか?
一般的にテレビを視る方法といえば、自宅の屋根にアンテナを取り付け、引いてきたケーブルをテレビにつなげることで視ることができます。
また、光回線経由であればテレビでなく動画の視聴になります。
今回ご紹介する方法をお試しいただくことで、光回線でテレビを視ることが可能になります。
では、一体どんな方法なのでしょうか。光回線でテレビを視る方法についてわかりやすくご紹介します。
光テレビとは?
光テレビとは一体どんなものかご存知でしょうか?
光テレビを一言でいうと、「光回線経由の放送受信サービス」のことです。
簡単にいうと、文字通り光回線を使ったテレビのことになります。
ここでは光テレビについて、他のテレビとの違いを使って、わかりやすくご説明します。
現在、テレビ放送は地上波・BS・CS・ケーブルテレビ(CATV)・光テレビの5つの放送で視ることができます。
それぞれの特徴を簡単にご説明します。
地上波とは?
地上波とは放送局から飛ばした電波を、地上にあるテレビ塔・山の山頂を中継して、各家庭に電波を送信するテレビ放送のことです。
この時、家庭側は魚の骨を模したアンテナで受信します。
BS・CSとは?
BS・CSとは放送局から飛ばした電波を、大気圏外にある人工衛星を中継して、各家庭に電波を送信するテレビ放送のことです。
BSは放送衛星を使い、CSは通信衛星を使って中継します。
この時、家庭側は中華鍋を模したパラボラアンテナで受信します。
ケーブルテレビ(CATV)とは?
ケーブルテレビ(CATV)とは放送局から配信したデータを光回線と同軸ケーブルを組み合わせて、各家庭にデータを配信するテレビ放送のことです。
ケーブルテレビ局から各地域の変換器までは光回線、各変換器から各家庭までは同軸ケーブルを使用します。
ケーブルテレビは光回線を使ってはいますが、同軸ケーブル経由なので速度が遅く、実際は準光回線レベルになります。なので、ケーブルテレビと光テレビのシステムは全くの別物と考えてください。
光テレビとは?
光テレビとは完全に光回線を利用して、放送を各家庭に届けるサービスのことです。
ただし、光テレビには他のテレビのような放送局はありません。
放送局の代わりに映像配信サービス会社があります。専門チャンネルサービス・ビデオオンデマンドサービスの2つのサービスがメインになります。
光回線でテレビを視るメリット・デメリット
光回線でテレビを視るとメリット・デメリットがあることはご存じでしょうか?
前章でご紹介した通り、光回線経由で光テレビを視ることができますが、当然メリット・デメリットがあります。
こちらでは光回線でテレビを視る4つのメリットと3つのデメリットについてそれぞれご紹介します。
4つのメリットを紹介
メリット①初期費用が安い
基本的に光回線でテレビを視るには、光回線設置費用がかかります。
ただし、現在光回線設置費用はキャンペーンを使えば、ほぼ無料で設置することができます。
また、元々光回線が設置してあれば、そもそも初期費用はほとんど発生しません。
メリット②チャンネル数が多い
光回線で視る光テレビは、多チャンネル化しています。
地上波とは比較にならないほど多く、50~80チャンネルほどあります。
メリット③アンテナが不要
地上波・BS・CSであれば、アンテナの設置は必須です。
ところが光回線でテレビを視るには、光回線がアンテナの代わりになるのでアンテナの設置費用や手間がありません。
メリット④天候の影響を受けない
地上波・BS・CSは、天候の影響をモロに受けます。
台風・大風・大雨・大雪の時は電波障害を起こし、画像が大きく乱れます。
ところが光回線で視るテレビであれば、電波障害などを受けることがありません。
安定した視聴状況を楽しめます。
3つのデメリットを紹介
デメリット①光テレビサービスの対象外のエリアがある
現在、日本全国に光回線は設置されつつあります。
しかし、光テレビサービスの対象外のエリアは存在します。
そうなると光回線でテレビを視ることはできません。
デメリット②視たいチャンネルが視れない
光回線の光テレビはいくつもあります。
ただしチャンネルの中身が全て同じではありません。
そうなると、視たいチャンネルが視れないこともあります。
デメリット③最低契約期間がある
フレッツテレビの基本プランは、最低利用期間は特にありません。
ところが他の光テレビによっては、個別に最低利用期間を設けているものもあります。
そうなると、光テレビサービスを解約した時、違約金が発生することもあります。
光回線でテレビを視る4つの方法
あなたは光回線でテレビを視る方法をご存じでしょうか?
現在、日本のほとんどのご家庭には光回線が設置されつつあります。そのため、高速で高品質な放送を視ることができます。
では、一体どんな方法で視ることができるのでしょうか。
こちらでは光回線でテレビを視る4つの方法について詳しくご紹介します。
フレッツテレビ
フレッツテレビとは、NTT東日本とNTT西日本が提供している「フレッツ光回線経由のテレビ配信サービス」のことです。フレッツとは、インターネット接続サービスのことです。
フレッツサービスの中の1つに、フレッツテレビがあります。フレッツテレビでは、地上波・BS・CS放送を視ることができます。
フレッツテレビに使える光回線にはフレッツ光・光コラボ系が対応しています。
ひかりTV
ひかりTVとは、NTTぷららが運営する光回線経由の光テレビのことです。
現在ひかりTVは専門チャンネル80以上、ビデオ約127,000本を視ることができます。
特徴は、1チャンネルあたりの価格が安く、高画質で、スマホやタブレットからも視聴可能、しかも録画ができることです。
ひかりTVに使える光回線は、フレッツ光・光コラボ系・NURO光が対応しています。
電力会社の光回線テレビ
電力会社の光回線テレビとは、電力会社のグループ会社が提供している光回線を使った光テレビのことです。ただし、全国区ではなく東海地方より西にお住まいの方が対象になります。
現在光回線経由の光テレビを提供している電力会社は次の5社で、中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力です。全て西日本にある電力会社になります。
電力会社の光回線テレビでは、地上波・BS・CSを視ることができます。
使える光回線はauひかり・eo光・コミュファ光・メガエッグ・ピカラ光・BBIQが対応しています。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビ経由の光テレビとは、ケーブルテレビ局から光回線と同軸ケーブルの有線を使って、映像情報を配信するタイプの光テレビのことです。ただし、厳密には正式な光テレビではなく、ハイブリット方式の準光テレビの位置づけになります。
ケーブルテレビ経由の光テレビでは、地上波の再放送・BSの再放送・CSの再放送・ローカルチャンネル・専門多チャンネルのCS放送を視ることができます。
ケーブルテレビで視る光テレビの代表例は「J:COM TV」になります。J:COM TVは97チャンネル以上、J:COMオンデマンド、ネットフリックス、DAZNを視ることができます。
ただし、ドコモ光経由の光テレビが最大通信速度1Gbpsに対し、準光テレビでケーブルテレビ経由のJ:COM TVは最大320Mbpsしかでません。
まとめ
今回は光回線でテレビを視る方法についてご紹介しました。
現在、光回線の普及とネットでの動画の視聴者数が増加傾向にあります。
そのため同じ光回線経由の光テレビへの移行のハードルも低く、今後光回線経由の光テレビへの加入者が増えることが予想されます。
あなたもこの機会に光回線経由の光テレビに加入されてみてはいかがでしょうか。