WiFiルーター

工事なしで使えるおすすめのWi-Fiはどれ?

光回線など工事で待たされることがないWi-Fi回線。今回はこのWi-Fi回線について掘り下げてみました。

近年は自宅に据え置きで使うことを想定したホームルーターも発売されています。

また、 WiMAXというLTEと違う種類の無線回線を使うことで、データ容量無制限でWi-Fi回線を使えます。このWiMAXの特徴についても説明しているので、ぜひ最後までお読みください。

工事なしで使えるWi-Fiの種類

ご自宅でインターネットをWi-Fi環境で使うためには何種類かの方法があります。

光回線やADSL、ケーブルテレビを利用した固定回線によるインターネット接続。このインターネット回線に無線LANルーターを接続すれば、Wi-Fi環境ができます。

一方、固定回線によるインターネットは申し込みをしてから使えるようになるまで時間がかかったり、中途解約をすると違約金がかかるなどのデメリットもあります。

そのため、ひとり暮らしの人や単身赴任の人、短期間にインターネットを利用したいという人には、無線回線で自宅にWi-Fi環境を作れる「ホームルーター」や「ポケットWi-Fi」がおすすめです。

ここではホームルーターとポケットWi-Fiの違いについて説明します。

自宅に置くだけ「ホームルーター」

ホームルーターは自宅に設置するだけですぐにインターネット接続ができるWi-Fi回線のルーターです。難しい設定をする必要はありません。

ホームルーターもポケットWi-Fiも以下の点は共通しています。

  • 携帯電話事業者のLTE回線やWiMAXを利用する
  • 料金プランは容量制限があるものと無制限のものがある

ホームルーターは自宅に設置して使うことを想定して作られています。そのため、サイズが大きいというところが決定的な違いです。

また、持ち運びを前提に作られていないので、バッテリーの搭載がありません。

Wi-Fi環境におけるスマートフォンなどとの接続はホームルーターの方が優れています。

ひとつはサイズが大きく、大きなアンテナが収納できるため、電波がよく飛ぶので家の隅々までWi-Fiの電波が届くのはホームルーターの方です。

また、ルーターに接続できるスマートフォンなどの最大接続数も大きく違います。

ホームルーターは機種によっては最大接続数が64台のものもあります。ポケットWi-Fiは16台以下のものがほとんどです。その理由はホームルーターが自宅に置かれて、多くの機器と接続する必要があるためです。

Wi-Fi環境の快適さを左右する無線LAN規格にも違いがあります。ホームルーターはWi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応したものがあります。ポケットWi-FiはWi-Fi5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)までのようです。

規格上、Wi-Fi6の最大回線速度は9.6Gbps、Wi-Fi5の最大回線速度は6.93Gbpsです。

家庭内ではパソコン・プリンター・スマートフォン・テレビなど多くの端末が接続されます。ホームルーターはそのあたりも考慮して設計されています。

持ち運び可能な「ポケットWi-Fi」

ポケットWi-Fiの最大のメリットは持ち運べることです。

携帯電話事業者のLTE回線やWiMAXの電波の届く範囲であれば、どこでもWi-Fi環境を作れます。

そのため持ち運びやすいようにコンパクトに作られています。

電源がないところでも使えるようにバッテリーも搭載されています。

また、ポケットWi-Fiを格安でデータ上限のないプランで契約し、スマートフォンはデータ量の安いプランで契約してスマートフォンをポケットWi-FiのWi-Fi環境下で使えば、スマートフォンの通信料金(通信容量)を節約できます。

工事なしのWi-Fiのメリットは3つ

光ケーブルなどの固定回線に比べて、Wi-Fi回線のとくに優れている点は「利用料が安い」、「工事なしだからすぐに利用できる」、「引っ越しも簡単」なことです。

利用料が安い

Wi-Fi回線の特長は月額の利用料が安いこと。

光回線で戸建て住宅の場合は月額料金が約5,700円前後ですが、ポケットWi-Fiの場合は4,700円前後です。

もちろん、キャンペーン等により変わってきますが、本体の料金はWi-Fi回線の方が安いです。

工事なしだからすぐに利用できる

光回線を新規に申し込むと工事までに約3カ月かかることがあります。

この理由は最寄りの電柱からご自宅まで光ケーブルの工事をするために必要な期間です。また、光回線事業者のサービスエリア内であっても、実際に自宅の近くに光ケーブルがあるとは限りません。

その場合は、さらに工事期間がかかることもあります。最悪の場合は、光回線の提供を断られることもあります。

その点、ホームルーターやポケットWi-Fiは工事がないので契約してからすぐに使うことができます。

引っ越しも簡単!

光回線の場合、自宅に光ケーブルを引き込むための工事費が必要ですが、多くの光回線の通信事業者は数年使うことを前提に工事費実質無料などのキャンペーンをしています。

そのため、解約金が発生する期間内に引っ越しで光回線を止める場合は費用が発生します。この点には注意が必要です。

Wi-Fi回線は引っ越しをしても契約を変更する必要がありません。短期間の利用になることが分かっている大学生のひとり暮らしや単身赴任でのひとり暮らしの人は、Wi-Fi回線を使うのがおすすめです。

工事なしで使えるおすすめのWi-Fiは「WiMAX」

Wi-Fi回線は基本的に2種類あります。携帯電話と同じ電波を利用するLTEとWiMAXです。

「WiMAX」は無線規格のひとつで携帯電話回線とは違う無線回線と考えてもらうと分かりやすいでしょう。現在はWiMAXが進化した「WiMAX2+」という規格の回線が使われています。

LTEとWiMAXの大きな違いは通信容量です。

WiMAXは通信容量無制限なのに対し、LTE回線は月間60GBのような上限があります。(一部LTE回線はデータ容量無制限のオプションがあります)

また、WiMAXにも3日間の通信量の合計が10GBを超えると、翌日の通信速度が1Mbpsに制限される条件はあります。

しかし、LTEの速度制限が128kbpsなのに対して、WiMAXの速度制限は1Mbpsで大幅に緩やかです。

電波の特性の違いから、WiMAXよりもLTEの方が若干広いサービスエリアになりますが、まったく使えないかといえばそうではありません。

データ上限7GBなどの制限はありますが、WiMAXのポケットWi-Fi機器はLTEモードでも通信ができます。

そして同じ速度無制限という条件で代表的なWiMAX回線とLTE回線の料金比較をすると、 WiMAXが若干割安の傾向があります。

各社ともさまざまなキャンペーンをしていて一概にはいえませんが、WiMAXの方が間違いのない選択ではないでしょうか。

まとめ

今回、ホームルーターとポケットWi-Fiの比較をしました。

ひとり暮らしの方はポケットWi-Fiで十分かもしれません。ホームルーターは接続できるスマートフォンなどの端末数の多さが魅力です。

Wi-Fi回線は、引っ越しが多くて光回線だと解約金を払うことになる可能性が高い人におすすめです。

また、同じWi-Fi回線であるWiMAX回線とLTE回線を比較してみたところ、最近発売されているホームルーター、ポケットWi-Fiとも「Wi-Fi+5G」、「WiMAX+LTE」に対応したものが多く、キャリアの契約もそれに対応しています。

データ容量無制限であれば、Wi-Fi回線はWiMAX一択といっていいのではないでしょうか。